2011年6月23日木曜日

6月18日(土) 岩手県 山田町立大沢小学校 での炊き出し

東日本大震災からちょうど100日目にあたるこの日、
被災地ではあちこちで法要が行われていました。
山田町のユーザー 『釜揚げ屋』の川村様からのご依頼で、
避難所となっている、大沢小学校にいってきました。

『釜揚げ屋』様も津波で被災されたお一人です。
お店を流されているのですが、地元の皆さんの声にお応えして、
わかめラーメンを提供したいとご連絡をいただきました。
今回は麺とスープを、『釜揚げ屋』様にご準備いただき、
具材(チャ-シュー・ネギ・わかめ)は大和が準備し、
朝待ち合わせて、12時から同時に2箇所の避難所でそれぞれ炊き出しを行いました。

          大和のスタッフは4名だったので少し不安でしたが、強力な助っ人、
大船渡市のユーザー 『秋刀魚だし 黒船』の岩瀬様が内緒でお手伝いに来てくださり、
麺茹でを担当していただきました!!
ありがとうございます!!
岩瀬様とは、大船渡市で5月2日・3日にご一緒に炊き出しをしており、
7月2日・3日にもご一緒する予定です。

大沢小学校の避難所では、12時から40分ほどで92食を提供しました。
こちらの避難所には60代以上のご高齢の方が多く、
炊き出しをしても、みなさん並ぶわけではなく、
避難所にいる若いスタッフが、ラーメンをお部屋まで届けて下さいました。

避難所の中の様子を見ると、校舎内の大教室2つで生活されており、
仕切りはなく、壁際に布団が積んであり、
そこによりかかってテレビや新聞を読む姿を見つけました・・・。
ご年配とはいえ、一日中座りっぱなしでこのような生活をされていては、
肉体的にも精神的にもお疲れもたまってしまいますね。
美味しいラーメンを召し上がって頂いている間のいっときでも
心をやすめて頂ければ嬉しいです。

校庭には仮設住宅ができあがり、この日入居者の抽選がおこなわれたそうです。

『釜揚げ屋』様のお話では、お店の建設を町に申請したそうですが、
1軒では認められず、何軒かの同意書を集め、
グループで建設理由を挙げて申請しないといけないそうです。
その申請の許可の件や義援金がおりるおりないなど、
町と県とで言っていることが違っていたりと、
なかなか順調にはいっていないのが現状のようです。


現在の山田町の様子

まだがれきのあるところや、がれきの撤去は終わっても何もない町


帰り道の大槌町の様子


 
帰り道の釜石市の様子







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