2011年5月31日火曜日

5月25日~27日 西日本食品産業創造展 開催レポート

毎年マリンメッセで開催している、「西日本食品産業創造展」に、今年も行ってまいりました!

今回は、最新型のそばの機械、MXAと、福岡営業所で元気に働いているラーメン機械、リッチメンを連れての出展でした。
天気予報では、木曜日から雨になるとの予想に、スタッフ一同はらはらしていたのですが、案の定木曜、金曜とあいにくの雨模様……。
それにも関らず、初日には5,447人、26日は5,358人、最終日にはなんと6,308人の来場者数を記録したそうで、大和のブースにも、本当にたくさんの方がいらして下さいました!
初日からうどんを製麺していると、次々とみなさんが足を止めて下さり、興味深そうに見てくださいます。「これは本当はそば用の機械で、十割そばもできるんですよ」、とお伝えすると、「これでそばができるの!?」と驚かれる方もいらっしゃいました。

















今回のために、最新型の機械を皆様にお見せしようと、本社から最新のそば用機械を持ってきたので、福岡の岩坂所長が、生地を伸ばしながら機械の説明をさせて頂きました!
実は、新型の機械は、店舗の中に入れてお客様の目の前で実演できる「魅せる機械」を意識して、カッター部分や麺線を整列させる部分がライトアップされるようになっているんですよ!
「ここでカットして、麺になって、ここに落ちてくるんですよ。」との説明に、集まって下さった皆さん、「わぁ、凄い!」「へぇ~格好いい!」とお褒め下さいました!
まずは讃岐うどんの試食。それから、お客様のご要望に合わせて、九州風の細いうどんも実演しました。
讃岐うどんも、九州風のうどんも皆さんに絶賛頂きました!


















「昨日も美味しかったから、今日も来たんだ~。」と仰って下さる方、「美味しかったよ!ありがとう!」とわざわざお声かけ下さった方、茹であがりまでお待たせしてしまった皆様も、「いいよいいよ!すぐだから待ってるよ!」と皆様快くお待ち下さり、九州の皆様の人柄にも、沢山助けて頂きました。
中には、「昨日目の前で麺が切れちゃって…今日は食べられるかな?」と嬉しいご要望もありました!

お忙しい中、お店をされている方も、沢山の方がブースにお立ち寄り下さいました。
福岡の方以外にも、鹿児島の方や熊本の方、遠くは沖縄の方までいらっしゃいました。
当社の機械をお使いの方も、たくさんご挨拶に来て下さり、もっとゆっくりお話できなかったのが残念です。
わざわざ岩坂所長に会いに来て下さった方も沢山いらっしゃり、こちらが元気を分けてあげる立場でありながら、お客様にも沢山元気を頂きました!


3日間、天候に恵まれないながらも、来場頂いた皆様本当にありがとうございました!
また6月に展示会も行いますので、ぜひぜひご来場下さいね!お待ちしてます!

2011年5月30日月曜日

5月30日仙台大雨 朝の通勤ラッシュ時間大渋滞

台風2号から変わった低気圧と前線の影響で仙台やその周辺の町など
広い範囲で大雨となりました。
仙台では午前9時20分までの3時間の雨量が、5月としては
観測史上最多の80.0ミリを記録。
仙台市内では地震により地盤沈下した道路が多くみられ、道は洪水状態
になり交通機関にも大きな影響が出ました。


2011年5月28日土曜日

食器、送ります!!

仮設住宅への入居がどんどんと進んでいます。
活動協力を頂いております宮城復興支援センターへ
食器類、調味料を送りました。


気温が上がってきて悪臭も問題になっている被災地ですが
仮設住宅で少しでも快適な生活が出来ますように・・・

2011年5月23日月曜日

5月23日 仙台空港の現状

仙台営業所の木口所長は札幌営業所も兼務しております。
明日、北海道、網走の納品で本日仙台空港から北海道へ向かいました。
朝に木口所長を仙台空港に送りに行きながら空港の様子を見てきました。


津波の影響で瓦礫の山だった空港はきれいに整備されていましたが、
一部の信号は機能しておらず、警視庁から来たお巡りさんが
交通整理をしていました。

4月13日より仙台空港は一部の路線を再開しました。
現在、札幌便は1日2便運行しています。


仙台空港の入り口付近は工事中の為、板が立ててあり、一部の入り口からしか入れなくなっていました。

さすが、フライト本数も少ないので空港は人が少なかったです。











空港の中は(国内線)、、、



架設カウンターが設けられここで←
チェックイン!

出発ゲートの前に手荷物検査ゲート
空港は本当にさみしいぐらい人が
少なかったです。

2011年5月20日金曜日

5月20日 仙台営業所の今

仮設住宅の建設がだんだん進み、避難所生活していた人々もそれぞれ独立して生活する環境が整ってきました。
私たち仙台営業所のスタッフも一旦炊き出し活動をスローダウンさせ、麺専門店様の支援に少しずつ戻していく体制に入りました。

今後の支援活動としては、被災して困っている麺専門店などの支援、被災地にて泥清掃、瓦礫撤去でテントを張って寝泊りしている長期ボランティアの皆様への食事提供、復興祭などイベントに参加し炊出しで得た経験を生かして東北の人々を元気付けるような活動にシフトさせていきます。

今日は仙台営業所の現状をご報告いたします。
















応急処置として裏のドア付近の壁が落ちたためドアが開かなかった部分を直してもらい。





















事務所ビルの公共の部分の工事が現在進まれています。




















仙台営業所の事務所の中はまだ工事が始まってなく
壁の四隅に亀裂が入っている状況です。




またキッチンの壁も落ちたので補正をしてもらいました。
ゆがんだ窓枠はこれから工事に入ります。













当分の間は事務所がの工事が完了するまで安全の為、自家製麺セミナーは実施控える予定ですが、ご要望があれば個々に製麺デモは行っていきます。

2011年5月17日火曜日

5月17日 今後の課題(津波の影響による被災地)

東日本大震災で地盤沈下した宮城県石巻市渡波地区、気仙沼などの沿岸部で、潮位変化による浸水に住民が頭を抱えています。干満の潮位差が大きい大潮になると、住宅街一帯が海に漬かり、避難経路も閉ざされ住民は危険を承知しながらも移住を決めかね、「水上生活」を続けています。












牡鹿半島の付け根にあり、南西部が石巻湾に通じる「万石浦」では最大で78センチ沈み。1日2回の満潮で約30世帯が計4時間近く床下浸水する。道路も冠水し、避難できない。水が引くと、住民は庭先に残るがれきの撤去に追われます。

今後梅雨や台風の時期に入れば状況が悪化し、課題として梅雨前に対策を練る必要があります。

5月8日地元紙 河北新報記事より

2011年5月15日日曜日

5月15日 気仙沼仙翁寺(せんのうじ) 炊き出し

本日の炊出しで10回目になります。
場所は宮城県気仙沼市の仙翁寺!!

お寺に着く前に通った海岸沿いは瓦礫の山。その奥にきれいに光る海。
このきれいな海が牙をむいて襲ってきたとは想像できないくらい今日は穏やかでした。














気仙沼市内大船渡方面に向かって走行中は右側が津波で建物を持っていかれ、瓦礫の山でまっさらな状態、左の山側は普通に建物が残りお店など通常営業しているところもありました。





町の一部は海と腐敗物の臭いで耐え切れないエリアもあります。
この状態で2ヶ月、被災直後がさぞかし大変だったことが想像できます。











やってきました!
大和in気仙沼
仙翁寺
(せんのうじ)!!!!!












高台にある立派なお寺は被災直後に被災した住民を受け入れ、いまだ朝、夕の食事は自炊してるそうです。
被災から少し経ち、自治体にも指定避難所として認められてから支援物資等が運ばれるようになったそうです。









お寺を避難所として取りまとめしている
(左)大内さんと
ボランティア協会の幹事役の(右)芳賀さん











本社から暖かいメッセージがいっぱい書かれている旗を飾り、












10回目の炊出しをするスタッフの顔には













余裕さえ感じられました。

















今日のメニューは














自家製麺 
「大和魂しょうゆラーメン」♪
160食 提供しました。
佐賀県のボランティアスタッフは「このらーめんどこで食べられるんですか?」とラーメン屋さんと間違われるほど大好評のラーメンでした。

 






















佐賀県からボランティアで医療チームとしてこちらの避難所にお手伝いにきていたり
神奈川から弁護士さんが来て避難所の子供たちのケアーなどにもあたっていました。

















1ヵ月後には避難所民全員が独立できるような体制を検討しているとの事でした。
まだまだ復興までには時間がかかるエリアですが
またがんばって活気ある港町にしましょう!!
応援しています。

2011年5月14日土曜日

5月13日 支援の輪(東北地区)

ほっと・ハートリレープロジェクトが設立してから炊き出し活動を始めて明日の気仙沼の炊出しで10件目になります。

 3月27日(日) 岩手県宮古北高校 ラーメン       150食
 4月18日(月) 仙台市福室市民センター うどん 120食
 4月19日(火) 石巻市図書館 やきそば      130食
 4月20日(水) 仙台市高砂市民センター             130食
 4月26日(火) 仙台市田子市民センター             150食
 4月28日(木) 本吉郡志津川高校                  150食
 5月2日  (土) 大船渡本増寺                     250食
 5月3日  (日) 大船渡本増寺                     450食
 5月12日(木) 女川第一小学校                  218食
 5月15日(日) 気仙沼仙翁寺                    200食

これも本社香川をはじめホット・ハートリレープロジェクトにご協力いただきました企業・団体・個人様のおかげです。

また、地元東北からも支援活動にご協力いただいた企業・団体様をご紹介いたします。

東北石川食料㈱
日ごろ、仙台営業所は小麦の仕入れ等でお世話になっている企業様です。
今回、炊出し用麺の小麦粉を無料で提供いただきました。
また、製麺した麺や仕込済みの香味油、チャーシューなどを冷蔵保存するため
東北石川食料の冷蔵庫の一部をお借りしています。

日清製粉㈱
日ごろ、仙台営業所は小麦でお世話になっています。
今回は炊き出し用に20袋の小麦粉を提供いただきました。

正田醤油㈱
鍋焼きうどんスープ5ケース 合計2000食分 提供いただきました。

宮城野区福住町町内会
やきそば用鉄板をお借りしました。

橋本産業
現地でプロパンガス購入がとても困難な中
被災地に温かい麺を提供してくださいと、
4月19日の石巻図書館での炊出しから、必要なプロパンガス
を無料で提供いただいております。



いろいろなところで支援の輪が広まり人の繋がりを強く感じるこのごろです。

5月12日 女川第一小学校炊き出し

本日は女川へ炊出しに行ってきました。女川は仙台から約60km 先日炊出しに行った石巻から約10kmほど北に行ったところに入ってまいりました。

本日の炊き出しは「女川第一小学校」!
高台にある小学校です。


校内には何棟か仮設住宅が完成しており既に抽選で選ばれた人々が住んでいました。
写真のように郵便も個々の仮設住宅に届いています。









本日もやってきました!
大和魂in女川町!!

 炊き出し準備!
先日香川本社のイベントで皆様にメッセージをいただいた国旗を貼り被災者の皆様に見ていただきました。
炊き出しスタッフの大和
女川町に美味しいラーメンを
届けるため写真のように
メラメラと燃えています。











本日のメニュー
愛情たっぷり
自家製麺、
手作りチャーシューラーメン♪











218人の方にラーメンを提供いたしました。

このような被災地には今も各県からお手伝いに来て復興にご協力をいただいています。
女川町には岐阜県警からお巡りさんが、交通整備やパトロールをしていたり、ここ女川第一小学校の受付には徳島市の職員の方が滞在しておりました。


避難所のアイドルすずのすけ君、「肉おいしい!」とチャーシューのおかわりを!皆さんにも手作りのチャーシュー大盛況



海岸の清掃に出かけていた皆様が2時頃に戻るということで時間を延長して炊出しをしました。
清掃から戻ってきたのは2時30分頃。
皆さん雨も降り出してきて肌寒くなってきた中戻ってきたので皆さんに温かいラーメンを!

「このラーメン食べたら疲れも吹っ飛んだよ!」
と言ってくださいました。
本日大和魂愛情注入in女川町は成功に終わりました。


津波の爪あとがひどいエリアでは町の復興まで10年程かかると言われています。
女川町もそのひどいエリアの一つです。
でも、地元の皆さんが団結してこのように海岸清掃などで日々がんばっています。

女川町のまた必ず住みやすい女川に戻ります。
いっしょにがんばりましょう!!!!!

本日も志津川町の炊き出しに引き続き 嶋津祐一さんに女川町の炊出しの段取りをしていただきお手伝いいただきました。
ありがとうございました。