2011年6月7日火曜日

NRA Show 2011レポート

イリノイ州シカゴ市 マコーミックプレイス


ついに大和が米国でデビューしました。

“美味しい日本の麺文化を世界中に広める”

この使命を全うするため、今後、本格的な米国進出を行って参ります。

その足がかりとして、米国で最大級のホテルレストランショー “NRA Show”に今回初出展しました。 
このショーには、新しい食の取り組み・ヒントを見つけるため、毎年、アメリカ国内にとどまらず、世界各国から多くのレストランやホテル関係者が来場します。

弊社ブースでは、このショーのためにレシピ開発した、うどん、ラーメン、焼きそばを準備。実際に会場に展示してある製麺機でデモを行い、お客様の前で打った麺を使って試食を提供しました。 
自家製で用意した麺やトッピングをブースで調理し、パフォーマンスしている出展企業は他には無いのでは?と思えるほど、毎日新鮮な食材を使って調理し、連日1,000食を超える試食を提供させていただきました。

「こんな美味しいうどん、食べた事ない!」
「これ 何ていう食べ物?!」
「パーフェクト! これはすごいね!」
「おかげで新しいアイデアが浮かんで来たよ!」
「君のところのブースが一番元気あるよ」

柔らかい麺を食べ慣れているであろう現地の方々に、実際にコシのある日本の本格的な麺を提供するとどういう反応が返ってくるのか、スタッフもお客様の反応が気がかりでしたが、実際には冷やしで出した本場のうどんのコシにもほとんどのお客様から“アルデンテで茹で具合もパーフェクト”との感想をいただき、また、
「昨日食べた麺がおいしくて、今日も食べにきたよ」
「昨日はうどんを食べておいしかったから、今日はラーメンを食べに来てみたよ」
など、連日、リピーターとして試食に来て下さるお客様も大勢いらっしゃいました。

世界的にラーメンブームが広がりつつある今、現地にもたくさんの麺を扱うレストランがあるにもかかわらず、今回私達のブースで初めて日本の麺を食べられた方、現地で日本の麺を食べたことはあったけれども、こんなにおいしい、または作りたてのおいしい麺を食べたことがない方なども、まだまだたくさんいらっしゃることを知りました。
今回の展示会出展を終えて、アメリカ市場における麺ビジネスの限りない可能性を感じるとともに、“健康”で“おいしい”麺を現地の方々に広めていくという私達の使命の重要性を改めて感じました。


また、今回の滞在期間中には、現地で成功されている弊社のユーザー様のお店を含め、様々な繁盛店へ視察を兼ねて食事に行きました。

(連日行列の絶えないラーメン店 ”Shin-Sen-Gumi” 様(弊社ユーザ様)
お昼の営業終了時まで多くの方が並んでいらっしゃいました。)

(ファミリーレストランと言えども、“さすがアメリカ!”と思わせる豪快な盛り付けと惜しみないサービスに飲食サービスにおけるエンターテイメントの重要性を実感しました。)
(ほとんどのレストランで見かけるポピュラーなメニュー”Calamari”(イカのリングフライ)もお店によって盛り付け・提供の仕方は様々。このシーフードレストランでは2種類のディップソースと焼いたレモンが添えられていました。)


ほとんどのお店が予約なしでは入れないほど繁盛していましたが、総括して、どのお店もスタッフのサービスレベル、メニューブックの構成、盛り付け、味など日本のレストランではあまり経験できないワクワク感のある、非日常体験のできるお店作りをしていることにスタッフ一同感心しました。
また、毎日色々なレストランへ行きましたが、1つも同じような店はありませんでしたし、テーブル担当のスタッフを含め、そのフレンドリーで楽しい雰囲気に日本の飲食サービスがこれからも発展していくために参考にすべき点が多いことを実感しました。


「本物の日本の麺を米国へ」
「麺の力で世界を元気に」

これらを合い言葉に、また今回の貴重な体験を踏まえ、我々はこれからも世界へ美味しい日本の麺文化を広めていく為にがんばって参ります。

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