2011年5月4日水曜日

5月2日岩手県大船渡市復興食堂イベント参加

5月2日-3日の2日間岩手県大船渡市 大船山本増寺で行われた「復興食堂」のイベントに参加してきました。「復興食堂」は大和製作所のユーザーである、「秋刀魚だし黒船」さん他地元の飲食店を営む皆様が今回の震災を乗り切っていこうと開催されたイベントです。

震災後、津波で家やほとんどの物を失い、いまだ避難所で生活している
人々に楽しみの場を作って元気になってもらいたいという思いで開催され
たイベントです。

 本増寺は大船渡市の高台にあるお寺です。
お寺からは町が一望できる絶好ポイント。
このすばらしい景観の町が3月11日の津波により沿岸部は壊滅されたのがこのお寺から見渡せ本当に悲しく思いました。










今回は、仙台在住のカナダモントリオール出身のマリ・ジョゼー・ブラザールさん
と3月に日本通運仙台支店を定年退職されたばかりのベテランドライバー 
高橋忠雄さんにも大和支援活動にお手伝いいただきました。


マリさんは震災後も多くの外国人が母国政府チャーター便で帰国する中、仙台に残り地元の警察学校、歯科技工士専門学校などで英会話講師として勤めています。









震災後、個人のfacebookやブログなどで仙台、気仙沼など震災にあった場所にいる友人を訪れた様子などをインターネットを通して情報を発信していました。
彼女のブログなどを読んだ、カナダインターネットラジオ局やフランスの新聞社などから問い合わせがあり、仙台在住のフレンチカナダ人として東北地方の被災地の現状を提供しています。

今回は是非、大和製作所の取組みや黒船さんのように地元住民の為にがんばっている岩瀬さんの活動など今後フランス語・英語で海外に情報を発信したいということで取材を兼ねて大和製作所炊き出し隊の一員として参加いただきました。


3月に日本通運を定年退職された高橋忠雄さんには、今回炊き出し用の2トントラックを大船渡まで運ぶためのドライバーとしてご協力いただきました。









大船渡は仙台から約170km 車でおよそ3時間半かかるところに位置します。
2日の日は強風でトラックの運転はハンドルをとられる中無事に現地に着くことが
できたのもベテランドライバの高橋さんのおかげでした。


 お寺の本堂は復興食堂のメインダイニングとして提供され中にステージが設けられ、落語、フラダンスショーやコンサートなどのイベントが開催されました。

メイン会場には鯉のぼりも飾られていていました。

本堂の中でもマッサージ、ヘアカット、飲み物コーナーなどもあり、生ビール、日本酒、ジュースなどすべて無料で奉仕されました。
屋外でもイタリアンレストランによるイタリアン料理パスタ、サンドウィッチ、肉料理などその他、たこ焼きや黒船さんと大和からラーメンが提供され、
 その他靴屋さんから靴や長靴などが提供されました。













やってきました「麺魂!」今日は大船渡本増寺!!!

炊き出し準備をして、
黒船さんと一緒に心のこもったラーメンをお届けしました。

0 件のコメント:

コメントを投稿